転職しようかどうしようか?
迷っているけれど「どうしていいのかわからない」。
そんな悩みに苦しんではいませんか?
実はそんな迷い、悩みをわずか1時間くらいでクリアしてしまう方法があります。
次のステージに進んでいけるきっかけになればと思い紹介します。
それはキャリアカウンセリングを受けてみることです。
専門のキャリアコンサルタントならば、あなたの悩みを共に考え共に解決しようとします。私がそうであるように。
あなたが迷ってしまう一番の原因は、自分のことを自分一人で収拾するには困難なことであるということです。自分自身の転職についての価値基準・評価基準は、自分ひとりでは整理し判断することがとても難しいのです。
ネットには転職に関する情報が膨大に溢れています。書店には転職関連本が山ほどあります。 それらの情報に接して様々な情報を得ることができる時代です。
しかしそれらの情報は、あなた一人の固有の人生の問題に応えてくれるものではありません。運よく一見あなたに相応しいケースがそこにはあるかもしれません。しかし、キャリアカウンセリングでは今まさにあなた一人に生じている事柄についてフォーカスしていきます。
そこからあなた一人の固有な転職の課題を明確にしていきます。そしてあなたの転職の戦略をあなたと共に立案していきます。そんなお手伝いをすることが、キャリアコンサルタントの役割であり仕事でもあるのです。
私はこの十一年、延べ二万回のキャリアカウンセリングを行ってきました。実は自分自身も七回の転職経験があります。 そんな中でキャリアコンサルタントの国家資格を取得しました。
転職の喜びも痛みも、失敗も成功も経験してきました。なので、自分自身の経験から得られた智慧を、これからも転職支援の中で活かしたいと願っています。
この記事では、あなたが「いい転職」をするために、あなたにお勧めの方法を教えます。
とても簡単なセルフチェック法なので、読んでみて、できれば試してみてください。
最初にあなたが取組むべき簡単な方法になるはずです。
この記事を通して、あなたにとって「いい転職」とは何か?
それを知るきっかけになればうれしいです。
つまりあなたは「いい転職」という自分自身のゴールイメージを持つことができるからです。
結論として、その簡単な準備(ワーク)をした後に、専門のキャリアコンサルタントを訪ねることです。その具体的な方法も、次の記事でお教えしたいと思います。
それだけで、あなた一人で悩んでいた転職の悩みは半減します。
転職に向けての具体的な一歩を踏み出すことができるのです。
すべての出発点は、あなた自身からです。
ネット情報も転職本も後回しにしておいていいですよ。
自分自身について、それらは語ることができません。
自分自身を語れるのは、あなたひとりなのです。
最初にやっていただきたい方法は、自分に対して問いかけることです。
そうです、セルフカウンセリングをしてみましょう。楽しみながら。
自分自身に問いかけます。
自分が反応する言葉を記録していきます。
あまり深く考えず、友人と会話する時のようなリズムでサクサクと記録していきます。
PCでWord等に箇条書きにして記録する方法をお勧めします。
あるいはスマホのアプリで、例えばGoogle Keep等に記録するのもいいでしょう。
次の質問をテンプレートとして使ってみてください。
十七の質問を、あなたのキャリアコンサルタントが、したとして、それにあなたが答えることをを想像してみてください。
あなたがそれに答える言葉をサクッと記していくのです。答えられない事柄の中にも意味は潜んでいます。そのまま・・・と記してください。
次のような質問です。
- 今、どのような処にあなたは立っていますか?
- あなたはどうしたい?
- 今、なにが気がかりですか?
- 今の経済状況、どうですか?
- どれくらい戦える?
- 仕事をしながら戦える?
- そもそも転職したいと思う理由は何?
- 今までどのようなキャリアをあなたは歩んできたの?
- 家族の支援は受けられる?
- 友人の支援は受けられる?
- 友人はどう助言してくれましたか?
- ところで本当は、あなたは何をしたいの?
- 何にも制約がないとしたら本当は何をしたい?
- 夜は眠れています?
- 体調はどうですか?
- 気分はどう?
- 最後にもう一度、今どこにあなたは立っているの?
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あまり深く考えず、質問に自分が感覚的に反応してでてくる言葉を批評・批判せずに、どんどん書いてください。
書き終えたら、次に少し時間をおいてその記事を読み返してください。半日くらいあけて。最初には思い浮かばなかったことでも次に記したいことが出てきたら、追記して下さい。
これは誰にも見せない記録です。あなただけの秘密です。キャリアコンサルタントにも見せる必要はありません。
自分自身が、今何を考えどういう処に立っているかを認識するためのセルフカウンセリングです。
セルフカウンセリングを二度行って、少し時間をおいて(半日から1日くらい)、もう一度読み返してみます。
語りえないこともあったりします。そこに大きなヒントが隠されている可能性もあります。 しかしここではあまりそれ以上探求していく必要はありません。
相手が必要です。キャリアコンサルタントの出番です。
自分というかけがえのない存在を、今は自分で観察(Observe)することが必要です。
ほお~自分はこんなことを今考えているのだな・・・そのような感想をもてたなら成功です。
すべては、自分に対する理解から始まります。
内省の時間は、あなたの味方です。
あなた自身こそが出発点です。
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ところで、転職支援会社のdodaの調査によると、転職理由のTop3は次の通りです。
1位:給与が低い・昇給が見込めない
2位:昇進・キャリアアップが望めない
3位:社内の雰囲気が悪い
転職には現職への不満が大きく関わっているようです。
この不満を、自分自身の言葉で言語化しておくことがとても大切です。
自分自身の価値観として、転職戦略の武器にもなりえます。
転職理由として、転職先の面接で、あなたはこの3つを語りますか?
語れませんよね。
それではどのように転職理由を語ればいいのでしょう?
それはテクニックで語ることではありません。
自己理解を深め、自分自身の言葉で考えていく地道な作業がやはり必要となるのです。
結論です。
転職しようかどうしようか? そう迷っているのであれば、自分自身の内面をセルフカウンセリングしてみることをお勧めします。
今の自分がどの位置に立っているかを探ってみましょう。言語化してみることは重要です。
そのうえで、専門のキャリアコンサルタントに相談してみましょう。
専門のキャリアコンサルタントであるならば、あなたの悩みを共に考え共に解決しようとします。
次の記事で、キャリアコンサルタントに相談する方法をいくつかご紹介します。
簡単な手段がありますから、あなたが気軽に試してみれるようにご案内しますね。